2012/07/30 熊本空港 搭乗口にて
先日は茨城県の病院からのご依頼で、熊本空港~ に到着される患者様の
熊本市内の病院まで搬送をお受けいたしました。
当日、お迎えに行く前に羽田空港~の職員の方からお電話を頂き、
患者様が搭乗口内で、私のリクライニング車椅子に乗り換えを希望されていますが、
搭乗口内まで来ていただき、乗降のお手伝いをして頂くことは可能でしょうか?
とのお電話を頂きました。
リクライニング車椅子は、病院からご依頼の際、ご連絡を頂いていましたので、
「はい、まったく問題ないですよ。」
とご返事すると、その後、熊本空港の職員の方からご連絡があり、打ち合わせを行いました。
今までも、熊本空港へのお迎えは何度も伺っていて、
通常なら、飛行機内専用のかなり小さな車椅子に乗って、搭乗口の外まで出てから
ご自分のものや、私がご用意した車椅子に乗り換えていたのですが、
(ストレッチャーの方も同様でした)
飛行機内専用の車椅子のリクライニング式のものが、熊本空港にはないそうで、
飛行機内から搭乗口の外までは意外に距離があるので、
今回は体調を考慮して、すぐにリクライニング車椅子に乗り換えたほうがよいとの
ご判断のようです。
飛行機の到着頃に、飛行場の職員の方と一緒に、職員専用の入口の保安検査場で
ボディチェックと荷物検査を受け(リクライニング車椅子も、厳重にチェックされました。)
搭乗口入口あたりで、一般のお客様が降りられるのを待って、
飛行機入口のすぐ近くまで、お迎えに上がりました。
(先のドアが、飛行機の入口です。)
航空会社の男性の方が3名が、
「我々がお手伝いします。」
といらっしゃってくれて、一緒に患者様を私のリクライニング車椅子に移乗し、
空港職員の方の先導で専用出口から出て、私の車にご乗車いただき、
無事に病院までお送りすることができました。
今回の熊本空港と航空会社の手厚い対応には、とても感心しました。
私もまた、とても貴重な経験をさせて頂いたと思います。
ありがとうございました。
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