2015/03/20 搬送器材講習会・川内原発視察
先日、私が熊本支部長を務めます、日本福祉タクシー協会クリック
の会合が、当協会の田中会長をお招きして開催されました。
今回は、当協会大阪支部長でもあり、(資)介護タクシーアドクリック
の社長、雑賀支部長もお招きして、搬送機材の講習も行われました。
私たちは、日々の業務で車椅子やストレッチャー等の搬送器材を
使用するのですが、元々こういった器材、特にストレッチャーは
病院内で使用するように造られたものがほとんどで、
正直、サイズや使い勝手等で納得のできるものはなかったのですが、
当協会と介護タクシーアドとの業務提携により、
私たちの意見も汲み入れた、本当に患者様の搬送に特化した器材を
造って頂いています。
会合は、夕方6時から9時近くまで行われ、
沢山の意見も出て、大盛況だったそうです。
(実は私は緊急のご依頼があり、途中で退席いたしました)
この後、田中会長と雑賀支部長のお二人は、
熊本に宿泊されず、その足で鹿児島に向かわれました。
内閣府からのご依頼で、再稼働の準備が進む
川内原子力発電所クリック
での、事故や災害時の避難体制についての視察を行うためです。
政府のこれまでの災害時の反省点のなかで、救急搬送後の医療処置あとの、
二次的搬送において、非常に問題があったことが反省点で上がっているそうで、
以前、ご紹介させて頂いた DMAT(ディーマット) と同様に、
当協会に協力のご依頼を頂きました。
視察は当協会から会長、大阪、神戸、九州支部長と
当協会顧問の神戸学院大学教授が参加、他に
九州電力の川内原子力発電所の担当者、内閣府関係、原子力財団関係の
担当者も交えて、万が一の事故時の避難経路等を打ち合わせされたそうです。
今後は福島原発の視察も予定されているそうで、
私たち福祉タクシーの社会的責任も、
ますます大きくなっていることを強く感じました。
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