2013/01/05 あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
お正月の三が日で、印象に残ったことを2件ご紹介させて頂きます。
下のお客様は元旦の日、病院にご入院中の奥様をご主人といっしょに
日帰りでご自宅にお送りさせて頂きました。
本当に仲のよいラブラブのご夫婦で、
特にご主人の奥様を思う愛情には、見ていて幸せな気持ちになります。
国旗と注連縄が、お正月らしいですね。
今回ご紹介したいのは、写真の赤い服の女性で
ご帰宅中、奥様のお世話をされるのですが、
実はヘルパーさんではなく、
昨年話題になった「家政婦」さんです。
熊本では、今再放送中です。
この方、家政婦といいながら実は長年看護師をされていたので、
しっかりとした介護や医療の技術をお持ちで、
お食事の支度から、痰の吸引等までやられるそうです。
しかし、なによりも私が関心させられることはその気配りのすばらしさです。
お食事の準備等もとても手が込んでいて、それを苦になくされていて、
ご主人もこの方に全幅の信頼を寄せています。
一度、「どうしてそんなに気配りができるのですか」
とお尋ねしたところ、涼しい顔で
『私は自分がして貰ってうれしい事を、してあげているだけよ』
と言われました。
私の福祉タクシーという仕事にも参考になる、素敵な言葉だと思いました。
もう一件は三日に熊本市内から、お客様が以前お住まいだった、
福岡県の筑後市のご実家に、日帰りの往復でお送りさせて頂きました。
ご実家には、今はどなたもお住まいでなく空き家の状態で、
ただ、お仏壇はまだございます。(ご実家は、築100年を超える立派に旧家でした。)
お客様は昨年から、なかなか帰れないことをとても気にされてたとき、
私を紹介されて、ご利用いただきました。
この為にわざわざ熊本から、立派な牡丹の鉢植えを持参し、お仏壇にお供えされました。
ただ、ご実家に置いていては枯らしてしまうので、また熊本に持ち帰りました。
お仏壇に供えられた牡丹とご利用者様です。パチリ
時間の都合で、ご実家には1時間ほどしか居れず
とても大変だったと思いますが、お客様はとても安心されたようで、
帰りの車内で何度も、
「よかった、よかった」
と言われていたことが、とても印象的でご先祖を敬う強い思いに感動しました。
今年もきっと、お客様からたくさんの素敵なものを頂けると思います。
私もそれにお返しできるよう、誠心誠意、頑張りたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
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